メルボルンから東へ車で1時間ほど。
たくさんのワイナリーが並ぶ、ワインの産地として有名。
観光ガイドなどにも、必ずといってよいほど紹介されているのが「ヤラバレー」というエリア。
ここで月に1度開催されているのが、ヤラバレーの特産品市場。
月に一度、ちょうどその開催日にヤラバレーを通ったこと。
そして「ファーマーズマーケット」という名前に惹かれて、ちょっと立ち寄ってきました。
駐車場が満車。
場所を調べると、Punt Roadというワイナリーで開催されている様子。
ワイナリーの前まで着くと、ワイナリーに続く細い道が閉鎖されていて、駐車場が満車になっていました。
仕方なく説明されるがまま、少し先に走って、歩くと10分から15分くらいの、離れた工場らしき大きな建物の駐車場に止めることに。
駐車場の建物の横には、長い行列が。
こんな離れた場所の駐車場で何を並んでいるんだろう?と思っていたら、並んでいる人が、「シャトルバス」を待っている列ということを教えてくれました。
しばらく待っていると、小さなバス?が到着。
列に並んでいた人が「行く価値あった?」と聞くと、バスを降りる人がちょっと苦笑い。
「何を期待しているかによるんじゃない?」という返しでした。
バスが来る間隔は、おそらく10分おきくらいだったように思います。
自分たちの前に30人ほど並んでいたので、待つ時間のほうが長そうなので、道沿いに歩いて開催場所のワイナリーに行くことにしました。
後からわかったのですが、着いた時間がちょうど忙しい時間だったらしく、お昼頃からなら、比較的シャトルバスも空いているようでした。
ただ、シャトルバスの場所に車を留めなくても、もう少し近い場所の道路脇に、車を止められる場所があるので、そこに留めて歩いたほうがラクです。
(シャトルバスの駐車場からワイナリーまで歩くと、日によってかなりぬかるんでいます)
ワイナリー到着
ワイナリーに続く道を楽しみに歩いていくと、こういった特産市ならではの、仮設テントが並んでいました。
数にして20店くらいでしょうか、食品や野菜・果物、木工細工に植物。
シャトルバスで帰ってきた人が、「何を目的に行くか」と苦笑いをしていた姿に納得。
特産品らしい特産品もあまりなく、確かにこのあたりで作られているジャム等はあるものの、これ確か家の近くの青果店、デパートの売り場にも売っていたよな・・・と。
果物や野菜などを売るお店は1軒のみで、「ここで採れたものを」と期待をしていると、うーんと唸ってしまうような品揃え。
残念ながら「これだ!」というものがありませんでした。
小腹を満たすにはいいかな?
他には食べ物を売っているフードスタンドも、6~7店くらい。
目の前で作ってくれるパエリア、そして目の前で揚げてくれるドーナツ、あとはカフェであったり、ワイナリーのレストランであったり。
ここじゃなくても良いものですが、揚げたての香りにつられて買った、揚げたてのドーナツは、(見た目は?でしたが)お約束の定番でハズレ無し。
写真を撮るのも忘れて食べ終わってしまいましたが、アツアツで甘くておいしかったです。
ただ正直な感想としては、美味しいものを食べるのなら、近くのワイナリーのレストランに行ったほうがいいし、ちょっと内容としては中途半端でした。
無難なものを注文すると、冷凍パックから揚げ始めたりだったので、その辺りは、もうちょっと特産品にこだわって欲しいところです。
マーケットの情報
月に一度、第三週の日曜日だけの開催です。
売っているものなどを考えると、わざわざ寄る場所でもないかなと思います。
訪れる時は、ホームページで開催日を要確認です。
Yarra Valley Farmers Market
Punt Road Winery
10 St. Huberts Road, Coldstream