アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

メルボルン郊外でりんご狩り -Sanders Apples-

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秋の味覚の1つといえば、1年中お店には並んでいますが、定番の1つが「りんご」。

自分でりんごを取って食べ、お持ち帰りのできるりんご農園が、メルボルンの郊外にもあります。

 

メルボルンから東に約1時間とちょっと。

たくさんのワイナリーと農作物で有名なエリアであるヤラバレー。

ただヤラバレーと一口に言っても、結構範囲が広いので、ワインで有名なエリアとは少し離れた東側 Three Bridgesという場所にあります。

 

 

 

新品種KANZIを狙って

確かこの10年くらいだったように思いますが、スーパーに並ぶリンゴの新しい品種として定着した「Kanzi」というリンゴが取れるということで、少し前から、ココに行こうと決めていた場所でした。

このりんご、他のりんごと比べると収穫が始まるのが少し早めで、こちらでいうところの秋の初め頃、3月に収穫される品種です。

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受け付けで支払いを済ませ袋をもらう

りんご園に向かう道すがら、園が近くなると、ずらっと並ぶりんごの木の上に、大きな網がかけられているのが、車で走っていてもわかるほど。

それが見え始めてしばらく行くと、お目当てのりんご農園 Sanders Applesに到着。

道をそれて、細い農道を行くと、駐車場が見えてきます。

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受付で入場料を払うと、一人に付き(2kg)のお持ち帰り用に、専用のお持ち帰り袋をもらえます。

前もって、たくさん買うことがわかっていれば、ここで追加の袋を買っても良し、もしくは採る場所にもスタッフの方が立っているので、そこでも袋は買うことができます。

持参した袋に詰めるのではなく、ここでもらう・買う専用の袋に詰めていきます。

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広いりんご園ながら、行動範囲は限られる

支払いが済んだら、「今日開いている列」まで行って、スタッフの方にりんごの取り方などの説明を受けて、りんごを取るという形になります。

農園自体は非常に広いのですが、解放されているのは、その日によって違い、列にして6列くらいでしょうか、そこにしか入ることができません。

自由に取って良いのは、りんごが熟していて解放されている場所のみです。

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りんごを取り始めると、お土産用の袋が結構小さいのと、りんご自体が大きいので、すぐに袋がいっぱいになってしまいます。

解放されている場所が限られていて、りんごを取るのは結構すぐに終わってしまうので、歩いてゆっくり散策、のんびり座ってという場所ではありません。

ゆっくりしたい方は、入口付近にバーベキューエリアがあるので、持ち込みをして、その辺りでゆっくりできます。

ただ、秋以降の雨や寒い日の増えてくる時期ですので、あまりゆっくりとはいかないかもしれません。

場所的にシティよりも気温は低いので、余分に羽織るものを持ってくることをお勧めします。

 

 

食べ放題、でも食べられない!

その場で食べる分には、どれだけ食べてもかまいません。

ただ、さすがにりんごだけに、あまり数は食べられません。。。

大人でも、3~5個も食べられれば良いほうでしょう。

 

その場で食べるだけに、りんご自体の新鮮さが違うので、やっぱりおいしい。

お店に並んでいるものとは、新鮮さも味も違います。

キロ当たりの値段的には、スーパーで買うものと変わらないので、体験料と新鮮なものが味わえるというのが、ここに来るポイントでしょう。

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行く日や時間帯によっては、結構、木がすかすかになってしまっているように見えますが、それでも見た目以上に、十二分にりんごはあります。

木の上のほうに美味しそうなものが見えますが、はしごなどがないので、あくまで届く範囲の物が取れるだけで、届かないものは諦めるしかありません。

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入口でもらえるお土産用の袋は、2キロ入るとなっていますが、小さめのものをしっかりと詰めていくと、2.5キロ以上は入ります。

大きなりんごのほうが美味しそうに見えますが、食べ比べてみると、小さなものも味は変わらないので、持って帰った時に食べる用としては、小さなもののほうが、袋に詰めやすく、かつ食べやすくてお勧めです。

また帰る際には、受付で販売されている「りんごジュース」も、ぜひ買って飲んでみてください。

 

 

農園の情報

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ホームページから、りんご狩りの予約ができるようになっています。

おそらく無いと思うのですが、予約でいっぱいの場合は、農園に行っても入場できないそうです。

念のため、行く前に電話をしてから、混み具合を確認して、入り口で入場料を払う形で大丈夫かどうか、確認して頂くほうが良いかもしれません。

訪れる時期によって、KANZI、GRANNY SMITH、PINK LADYといった、取れるりんごの品種が変わります。これもホームページで要確認です。

もし時間に余裕があれば、Warburtonまで少し足を伸ばしてもらえれば、木々も川も綺麗で、このあたりが散策に向いています。

 

 

Sanders Apples

1020 Yarra Junction - Noojee Road, Three Bridges

www.sandersapples.com.au