アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

メルボルン郊外Warrandyteで食べる濃厚なアイスクリーム

メルボルンの東側にある郊外Warrandyte。

以前こちらのブログでもご紹介した、Warrandyteのヤラ川沿いにある遊歩道・公園からなら、車ですぐの場所。

www.tokeiman.com

 こちらに遊びに行かれることがあれば、ぜひセットで一緒に訪れて欲しいのが、このアイスクリームのお店。

 

 

かなり簡易な店舗が気になる

実はこのお店、もう何年も前から「ずーっと気になっていたお店」の1つ。

毎年通るごとに、「あれ、このお店まだあるな?」と。

お店が並ぶエリアにあるわけでもなく、近くに何があるわけでもなく、本当に田舎の道の途中にポツンと立つお店。

日本なら考えられなくはないのですが、こちらなら、そういう場所でやっているお店を見かけるほうが珍しい、普通で考えると成り立つはずがないお店。

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アイスクリームのお店としては、たったこれだけ。

椅子があるわけでもなし、テーブルがあるわけでもなし。

カウンターで注文して受け取るだけという、非常に簡素な作り。

 

写真には写っていないのですが、この右隣りに季節の果物やジャム等を並べて売っているのですが、それを合わせたとしても、本当に簡素な作りです。

外から見ると、田舎の農場に立つその家の前に、掘っ建て小屋とお土産を並べて売っているような感じです。

 

でもなぜか、お店のfacebookページでは、びっくりするほどの高評価。

今回その謎を探りに、「良し行ってこよう」と立ち寄ってきたわけです。

 

 

 

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こりゃ納得の味。

カウンターのおばちゃんに注文を言って、しばらく待つとこんな感じのアイスクリームが。

日本のインスタ映えするようなお店と比べると、クオリティではもちろん負けてしまうのですが、「美味しそう」とお腹がぐーっとなってしまいそうな迫力。

 

味はもうご覧いただいたそのまま。

想像した通りの味が、すーっと口の中で溶けていきます。

 

お店の人に聞いてみると、自分のところのいちご農園が後ろにあるそうで、使っているいちごは自分のところで採れたものだそう。

切ったいちごもたっぷり、そしてとろーっと流れる苺ソースも格別。

これ、夏や疲れた後に食べたらたまらないだろうなと。

 

 

お勧めのアイスクリームはバニラ

ここで採れた苺を使っていると聞くと、アイスクリームもイチゴ・ラズベリー系にしたいところですが、アイスクリームのお勧めはバニラ。

いちごアイスにいちごソースだと、美味しくはあるのですが、ソースの味が引き立ちません。

ちょっとイチゴイチゴし過ぎていて、逆にイチゴの味がわかりにくい。

バニラだと、口直しにそしてさっぱり感と合わせて、濃厚ないちごソースを楽しむことができますよ。

 

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そしてもう1つ、写真の中に、白い塊が入っているのが見えますか?

これはトッピングの1つ、「いちごのパブロバ」。

これもこちらで作っているのだそう。

 

でも結構甘さが強いので、食べていけばいくほど、飽きてしまうかも。

いちごソースを吸って、良い感じにはなるのですが、お好きな人だけにお勧めという感じです。

 

 

お店について

こんな立地の悪い場所にあるのに、facebookでの高評価通り、確かに美味しい。

飾り付け等もシンプルで、ドカッと載せただけ。

技とか綺麗に見せるとか、そんなものはないのですが、「どうだ」といった体当たりで手作り感満載なところもまた魅力。

 

週末になると、通りすがりの車が結構頻繁に入ってくるほど。

しかもご近所さんも多くて、お店の方と話し込む姿も。

このエリアでこんな場所で、しかもこの値段でお客さんが来てくれる。

facebookの評価通りの良いお店だと思います。

このエリアに来られることがあれば、ぜひお試しを。

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お店の情報

449-451 Ringwood-Warrandyte Road, Warrandyte South

www.facebook.com