さくらんぼ狩りといちご狩りが、メルボルンではフルーツ狩りの定番。
有名どころに行けば、週末は結構日本語が聞こえてきたりしますので、日本人の方も比較的よく見かける、そして中国・韓国など、アジア系の方が多いのも、メルボルンのフルーツ狩りの特徴です。
メルボルンのお勧めブルーベリー狩りスポット
2大定番フルーツの影に隠れていますが、あともう1つ、ぜひ行ってもらいたいのが「ブルーベリー狩り」。
でもブルーベリーの実が落ちやすいので、入場に年齢制限があってお子さんが入れなかったり、食べたらダメな場所だったり、キロ単価自体が高いこともあって、敬遠される方も多いのではないでしょうか?
もっと気軽に、そしてお得にブルーベリー狩りを楽しみたいという方にぜひお勧めしたいのがこちら。
メルボルンの東側、Wandin EastにあるJay Berries。
ここは年齢制限もなく、小さなお子さんも自由に採って食べて良い観光農園で、それ以外にも実は魅力がたっぷり。
もちろん短期滞在の観光の方には向きませんが、長期滞在の方なら、夏に訪れる定番になるところだと思います。
びっくりするほどお得な入場料金
ここをお勧めする大きな理由は、ブルーベリー好きな方なら、まず間違いなく入場料の元が取れてしまうという、そのお得な料金設定。
この記事を書いている時点では、なんと入場料がたったの5ドル。
ブルーベリー好きの方なら、すぐにパッと計算できてしまうかもしれませんが、1パック100グラムほどでスーパーで売られていますが、それを2パック分も食べれば、料金の元が取れてしまうのです。
これだけでも、「安い!」と思っていただけるのではないでしょうか?
ブルーベリーはかなり食べやすいので、好きな方なら、結構1キロくらい食べてしまう方もいらっしゃるはず。
もちろんお持ち帰りはキロ当たりで量り売りで、それ自体はスーパーと比べて少し安いくらいですが、スーパーで売られているブルーベリーとは味がまったく違います。
ブルーベリー狩りで食べてしまうと、もうスーパーで売られているものが、買えなくなってしまうほどのおいしさ。
料金を比べると変わらないかもしれませんが、その味にはまさに雲泥の差があります。
他の果物も食べられて、野菜の収穫体験まで
しかし、Jay Berriesはこれだけではありません。
どうしてこんなにfacebookで良い評価が付いているのか。
入場料もさることながら、お子さんにとっては、自由な体験ができるところが本当に素晴らしい。
「農場内にある他の果物」も食べて、持ち帰ることができる!
素晴らしいと思いませんか?
ブルーベリーのシーズンなら、いちごやラズベリーも実っているので、なんとこれも食べて持ち帰ることができるのです。
ブルーベリーの味に飽きたら、ちょっと口直しに、いちご・ラズベリーを食べて、そしてまたブルーベリーに。
フルーツ好きな方なら、天国のようですよね?
今回たまたま時期が悪かったのか、品種なのかわかりませんが、イチゴの味はもう一つでした。
ただブルーベリーが主役だとすれば、味はともあれ、イチゴも食べられるのはお得です。
イチゴをメインにするなら、イチゴ農園に行っていただくほうが良いかもしれません。
さらにさらに、これだけにとどまらず、なんとフルーツ以外にも、野菜も植えられていて、これも持ち帰ることができるのです。
にんじん・じゃがいも・トウモロコシ、トマトや葉野菜、豆・向日葵の種、野菜がたくさん植えられています。
これを自分で掘ったり収穫して、採った野菜もキロ単位で購入することができます。
子供にとっては、本当に自由に楽しめる、まるで天国ような農場。
一番のお勧めの時期としては、ブルーベリーが楽しめる期間が料金的にお得ですが、それ以外の季節もいちご・ブラックベリー、夏場を過ぎればトマトやトウモロコシなど、採れる野菜も増えていきます。
美味しいブルーベリーの木はどこ?
ブルーベリーの木が植えられているのは、入り口の駐車場付近、そして裏手にもう1箇所ありますが、この2か所が入場時に教えてもらえる場所。
ですが実はそれ以外にももう1箇所あって、農場の入口からまっすぐと奥に進んだ先にある、一番奥のいちご畑の横のほう。
ここにもう一か所ブルーベリーの木が植えられている場所があります。
一番遠い場所で目立たないので、ほとんど人はいないのですが、実はこのあたりのブルーベリーが一番のお勧め。
一番美味しいブルーベリーを楽しんでいただくなら、ここまで一直線に来ていただいても良いかもしれません。
比べていただくとわかりますが、味が良くて他の2か所とはまったく違います。
入り口付近のものは、粒が大きいのですが少し味がぼやけた感じで控えめ、そして建物の裏手は小粒ですが味が濃い目。
そして一番奥のほとんどだれもいない場所、ここのブルーベリーが味としては、酸味や味の濃さといい格違いでお勧めです。
いちごやさくらんぼは、生り方や実がなっている場所で、味が違うのですが、ブルーベリーは、木によって、しかもそれぞれの木の場所でもまったく味が違います。
同じ木の、同じような位置でも味が違うので、次々と食べ比べてみるのが良いでしょう。
ブルーベリーは、攻略法を発見できずでした。
定番の入場料支払いの、持ち帰り分をお支払い
基本的には他のフルーツ狩りと同じで、農園の受付がある小屋で受け付けを済ませ、持ち帰り用のパックやトレーをもらいます。
あとはブルーベリーの生えている場所に一直線。
どんどん食べて、持ち帰るものを詰めていきます。
帰りは入場受付のところまで戻って、摘んでパックに詰めたものを量ってもらって、料金を支払って持って帰ります。
農園の情報
Jay Berries
140 Wandin Creek Road, Wandin East