メルボルンから車で2時間くらいのところにある、フィリップアイランドという島で、週末の休暇を過ごしてきました。
日本の知り合いが尋ねてきたりすると、メルボルンの観光地ということで案内することもあるのですが、時々、貸し別荘みたいなところで、ゆっくりと過ごさせてもらうこともあります。
メルボルンに観光で旅行に来られた方なら、ペンギンパレードという、夜ペンギンたちが浜から上がって、丘にある巣に帰っていく姿をみるツアーで、名前をご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
小さな島なので、特に何があるというわけではないのですが、自然の豊かなところで、海や砂浜が綺麗で、特に夏場やサーフィンをされる方にも人気の場所。
ちょっとメルボルンよりは涼しいところなので、真夏の避暑地のようなところでしょうか。
ただ近年はどこも同じですが、家がたくさん建ったり、開発が進んだりで、昔のような趣きがなくなってきているのが残念なところです。
今日はその時の写真を。
週末は絵に描いたような快晴。日本とは違って、本当に空が青いです。
残念ながら、海風は冷たいし水は冷たいわで、水に入ることはできなかったのですが、まだ初夏ということで、人もまばらです。
水の綺麗さは、本当にいつもここに住まわせてもらって良かったと思うくらいなのですが、南極が近いせいなのか、なにせ真夏でも水が冷たい・・・
今はちょうどサマータイムということで、日が沈むのも時間としては遅くて、夜8時を過ぎて浜辺を散歩してきました。
みんな思うことは同じなのか、日没を楽しみに浜辺を歩いている方が多かったですね。
ここノビーズ岬は、ペンギンパレードが見れる観光スポット。
ペンギンが上がってくる浜辺への入場は有料で、夜にしか見ることができませんが、岬にある遊歩道は歩くことができるようになっています。
遊歩道の途中には、ペンギンの巣箱が設置されていたり、ペンギンが自分で穴を掘った巣穴があって、日中は、そこにペンギンが入っている姿を見ることができます。
とはいっても、暗い巣穴の中ということで、なんとかペンギンという姿と色が確認できるくらいですが・・・
季節が良ければ、小さな子ペンギンも見ることができます。
しっかりと見たい方は、双眼鏡があったほうがいいでしょうか。
金曜日から泊りに行って、土曜日はやや寒かったものの、日中は20度くらいで本当に過ごしやすい気温でした。
日曜日はメルボルン近郊は30度超えという夏日でしたが、ここフィリップアイランドはそれよりもかなり低くて、20度を少し超えたくらい。
週末をゆっくりと過ごさせてもらいました。
メルボルンに帰って車を降りると、さすがに30度超え。
むっとする暑さと陽射しで、予期しない形で避暑旅行となりました。