日本のように、雪が降ったり川が凍ったりということがないメルボルン。
ウインタースポーツは盛んではないのですが、そんなメルボルンにもアイススケートが楽しめるスケート場があります。
メルボルンの北の住宅エリアReservoir、ここにiceHQというスケートリンクがあります。
平日はまさにスケート天国
メルボルンの観光として訪れていただく場所としては、本当に何もないところなので、お勧めもなにもできません。
ですが留学されている方・ここに住まれている方で、学校がある日・平日の日中に訪れていただける方にとっては、お値段以上にお得さを感じていただける場所。
入場料自体も良心的ですが、この空き具合にはまってしまうと、これは料金以上の「元」が取れると、楽しんでいただけるところだと思います。
思いがけず完全貸し切り状態
訪れたこの日も、普通の方なら、学校やお仕事のある平日の日中。
スケート場に入ると、滑っているのは、なんとたったの二人。
人が少ないので、リンクの外側に近い部分は、まだ誰も滑ってないくらいの、つるつるのすべすべ。
メルボルンの市内から、そう遠くない場所で、まさかのほぼ貸し切り状態。
途中、そのお客さんも帰ってしまい、ところどころで完全な貸し切りになりました。
結局この日の来客数は、私たちを除くと、4時間で10人以下でした。
子供連れ・学生さんにお勧め
お子さん連れや友達同士で来れば、時間を忘れて楽しめる空間に。
他のお客さんがいなければ、レースをしたり、少々無茶な遊びをしても、スタッフの方もカウンターにわずかにいるくらい。
お子さん連れの方は、つかまって滑ることのできる熊さんなんかを貸し出してくれます。
平日の人のいない時にくれば、他のお客さんにぶつかってしまう、という心配をせずに、心行くまで自由に滑らせてあげることができますよ。
娯楽性は無しでも整備は◎
エンタメ的なスケート場ではなく、アイスホッケー・フィギュアスケートなどの競技場を思わせるリンクなので、遊び要素は音楽のPVが流れるテレビくらいですが、スケートメインに遊ぶならこれで十分。
他の方のレビューを読んでもそうなのですが、氷自体もカッチカチに凍っていて、競技向けの場所だからか、その辺りはとても良い感じです。
レンタルのスケート靴の状態も良くて、臭いなども気にならないくらい。
とても綺麗に整備されていて、メルボルンなのにと、少し驚いてしまうくらいでした。
食べ物の持ち込みは不可、でもカフェは良心的
リンク横のドアを開けると、新設されたカフェに繋がっていて、ここで軽食を取ることができます。
メニュー自体はシンプルなものですが、ホットサンド・チキンカツ・フライドポテトなど、レンジでチンではなくて、ちゃんと焼く・揚げるをしているので、見た目は変わらない軽食メニューですが、普通に美味しく食べられるレベルです。
スケート場は食べ物の持ち込み不可なので、こちらのカフェにお世話になることになります。
施設について
スケート場内に入ると、びっくりするくらい寒いです。
滑っていると暑くなっていきますが、しっかりと厚めのダウン・ジャケットなどを着込んで、それを脱いで調節できる服装をお勧めします。
ヘルメット・スケート靴はレンタルできますが、手袋のレンタルは無いので、気になる方、特に子供さんは持参したほうが無難です。
氷自体はしっかり凍っていて、表面に水が浮くようなことはないので、転んでもすぐに起きると、まったく濡れないほどです。
スタッフの方も良心的で、とても良い感じを受けました。
平日に来れることがあれば、また間違いなくリピートします。
お子さん連れの方は、すぐ外に公園もあるので、スケートの後に公園の遊具で遊んだり、ボールを持っていけば広場でサッカーなども楽しめます。
スケートと合わせて、たっぷりと1日楽しむことができますよ。
ぜひお試しを。
施設の情報
iceHQ
1 Blake Street, Reservoir