ずっと行く行くといいながら、行けなかった今年のさくらんぼ狩り。
ついに行ってきました。
今年の成果はバケツ2つ分。
とは言っても取った分だけ買い取りなので、10キロだと100ドルくらい、日本円に直すと9000円くらいですかね。
ご近所さんや親戚にあげてしまうと、あっという間になくなります。
なぜ延び延びになっていたのかというと、今年のメルボルンは、天気がよくない日が多くて、さらに気温も上がらない日が多かったためです。
すでに初夏というくらいの季節なのに、まったく暑くならないし、暑い日があったと思ったら、次の日からはまた20度かそれ以下に。
さらに曇天の小雨模様。
そんな繰り返しだったので、果物の色付きが本当に悪いんですよ。
本当は先々週、12月3日に行く予定をしていたのですが、さくらんぼが十分に無いということで閉園、そしてその翌週も同じく閉園。
やっと今週から、週末もしっかりと開園してくれるようになったので、やっと行ってきたというわけです。
例年なら11月の半ばすぎには始まるさくらんぼの季節なのですが、今年は本格的に始まったのは12月の半ばを過ぎてから。
例年のこの時期なら、もうさくらんぼ狩りも終わりという頃になって、やっと始まったという感じです。
それにしても、ここ数年、さくらんぼ狩りができる果樹園が本当に増えました。
以前は数軒くらいしか無かったのですが、一つ増え、そしてまた一つ増え。
新しい果樹園はもちろん施設も新しいし、カフェが併設されていたり、おしゃれで綺麗だったり。
そんなところは人気もあって、駐車場待ちの列ができるくらい。
そんな新しいところに行けばいいのですが、私たちには昔から行っているところが。
特に施設も無いし、トイレも仮設で汚いし、でもどこに行ったらダメ、何をしたらダメという縛りもなくて気楽で過ごしやすい。
私の住んでいるところからは、車で東へ約40分ほどの距離のところにあります。
■ チェリーヘイブン (”天国”という意味のヘブンとはちょっと違います)
Cherry Haven...a taste of the Valley | Home | Welcome to Cherry Haven!
もう大丈夫だと思いますが、もし行かれることがあれば、ここに限らず、他のところでも、「開園情報」と「Facebook」ページなどは要チェックです。
今年もがっつり取らせていただきました。
大人は10ドル、子供は5ドルの入場料が要るのですが、今の時期は、スーパーでさくらんぼが1キロ18ドルくらい。
大人なら500グラム、子供でも250グラムくらい食べれば元が取れる計算。
でも、取りながら食べていると、多分1キロくらいは簡単に食べてしまっているような気がします。
子供は遊びながら食べているので、小さな子供さんでも、多分きっと元は取っていると思います。
今年の成りはどうなのか?というと、例年に比べると、ちょっと味は落ちる感じがします。
雨が多かったせいか、瑞々しさはあるのですが、味が濃くないというか、色づくのに時間がかかったせいか、ぼやけた味というかパンチが利いていないというか。
持って帰ったものを食べていると、そんなこともすっかり忘れて食べているのですが・・・
さくらんぼ狩りのコツ。
この写真のように、たくさん連なって実っているのがおいしそうに思いませんか?
実はこうなっているのは、あまりおいしくないんですよ。
同じ場所で栄養を取り合っているためで、見た目は良くても味がダメ。
ではどういったものが良いのか?
それは、もう取り尽くされたように見える木に、ぽつんと取り残されたように実っているもの。
すべての栄養がそこに集まっているので、その味は格別です。
長い何も無い枝の先端に、ポツンとあるサクランボ。
とにかく固まって実っていないものを探して、味見をしてみてください。
味の濃さにびっくりされるはずですよ。
そんなポツンとした1つは、取る手間がかかるので、誰も取りたがらないので、結構あちこちにそんな状態のものが残っています。
手間をかける価値がある、でもそればかり取っていると、バケツにはまったく貯まりませんが(笑)
あちこち歩き回って手を伸ばす。良い運動になりますよ。