先日市内に出た時の話です。
ちょっと時間があったので、久しぶりにメルボルンで一番大きな市場・ビクトリアマーケットに出かけてきました。
メルボルン市内のほぼ中心部にあって、メルボルン観光に訪れている日本人も時々見かけます。
この季節は果物などが少しづつ出回り始めて安くなってくる頃。
こんな市場を歩くのは、そんな季節感も楽しめて面白いですね。特に時間を気にしているわけでもないので、「○○が1ドルー!!」なんていう勇ましい掛け声を聞くのも、なんとなく観光客に戻った気がして楽しいものです。
写真に写っているマンゴーが見えるでしょうか?
日本では安くても1つ数千円ですよね。ここオーストラリアではシーズンになれば、だいたい1個200円ぐらいです。
もちろん日本で売られているものと比べれば、種類・質も味もまったく違いますけどね。それでもマンゴーはマンゴーなので十分に楽しめます。
先日、日本のラジオを聴いていたところ、日本のマンゴーは数千円という値段で売っていても、ここ数年は値段競争が激しくなって採算割れし始めているそうです。手間がかかっているのはもちろんなのでしょうが、こちらオーストラリアの数百円という値段と比べて採算割れするのにはちょっと驚きです。
マンゴー自体は比較的育てやすいものだそうなので、きっとこれから先、日本のマンゴーも少しづつ安くなっていくはずですね。今は夏のお中元の風物詩ですが、1個千円を切ってスーパーで気軽に買えるなんてことも、きっと遠い将来ではないです。
つまらない予備知識ですが、マンゴーの種・・・といっても大きなものですが、植えておくと芽が出るそうです。
最近の日本は夏場は本当に暑いので、冬さえ家の中でうまく乗り越えさせれば、自宅でマンゴー栽培なんていうのもできるはずです。
お中元にもらったマンゴー。種は庭に植えておくといいかもしれませんよ。