ついに家内が転職することになりました。
いわゆるキャリアアップというもので、最近新しい仕事を探し始めたところだったのですが、知り合いの話だと探すのに結構時間がかかるよと言われていたので、長くかかるのかな?と思っていたら、あっさりしかもあっという間に決まって、本人もびっくりしていました。
オーストラリアもあまり景気自体は良くないとはいいますが、実感する景気としては、日本のそれとは違って、どう考えても景気が良いようにしか思えないんですよね。
物価は相変わらず上がっているし、家の値段も一向に下がる気配のない上り調子。
失業率が上がっているとはいえ、どうしても景気が悪くなるようには思えないんですよね。
家内の新しい仕事先は、年収が1000万円の大台に届く高給。
しかもこちらの知り合いの人には、年収が1000万円だの2000万円だのという人が本当にごろごろいるんです。
家内の友達に、IT関係や医薬品関係で働いている人が多いということもあるのでしょうが、もうそんな人ばかりです。
どこが景気が悪いんだろう?といつも思ってしまいます。
仕事といえば、日本なら、変わりつつあるといっても、まだまだ年功序列が根強いですよね。
入社して配属されて給料が上がっていくという形ですが、オーストラリアはその仕事に対して給料がついてくるという形。
その仕事・ポジションを得るだけの資格や経験があれば、年齢に関係なく、その仕事に対する給料がもらえるというわけなのです。
例えば、ある仕事の課長級の人を募集しているとして、その年収が1000万円だとすれば、例え20歳であろうが、資格と経験が備わっていて、雇ってもらえれば、それだけの給料がもらえてしまうわけなのです。
日本だとまだまだ転職するのは良くないという風潮が強いのですが、オーストラリアでは転職をしていかないと給料は上がらない。
仕事で経験や資格を積んで、それを持って違う会社・より高いポジションを得て、さらに良い給料をもらう。それを繰り返して給料が上がっていくという仕組みです。
日本だと入社して、会社が選んだところに配属されるという形ですが、こちらは学んだことや持っている資格や経験を活かして、それに合った会社・部署・役職を選んで申し込む。
仕事の募集もかなりはっきりとしたもので、この仕事・役職で給料はいくらといったように募集していて、日本のように年齢によってといった不確定要素があまり無い。
なので、日本のように一般職のような何でも屋的な入社ではなくて、この会社の部長なりマーケティング部門の課長なり、そんなところに希望してその職に就くわけです。
本当に仕事1つを取ってみても、日本とは大きく違います。
今日の写真はお題とはまったく関係のない写真です。
相変わらず、家の庭の塀をどうしようか考えているのですが、たまたま通りかかった家の表にあった、こんな塀はどうだろうと思って写真を撮ってみました。
これいいよなと思っていたのですが、新しいうちは良いんだろうけども、古くなって木が朽ちてくると、すぐにみすぼらしくなってしまうかなと思って、やはり当初の予定通り、生垣にしようと思っています。