1週間ほどですが、私用のためお休みをいただいていました。
ご注文への対応や発送はいつも通りでしたが、新商品の掲載ができませんでした。
今日からまたいつも通りに戻ります。ご迷惑をおかけいたしました。
なぜお休みをいただいていたのかといいますと、実は家の改築工事が入っていまして、それが大詰めを迎えるので、いろいろやることや仕上がりの確認などもあって、お仕事のほうはちょっとお休みをさせていただきました。
なんせ改築費用が本当にびっくりするような金額なので、ちゃんと確認するところはしておかないと、仕事をするにしても気が気ではないので、休ませていただいた次第です。
家のどこを改築していたのかというと、古い台所とお風呂を思い切って取り壊して、新しい台所にして、お風呂場も壁を動かして拡張、トイレも改築前は外国によくある風呂場にトイレがあるタイプだったのですが、トイレも個室に作り替えました。
普通の家なのに、お風呂に入りながら便器を見る・・・なんていうのは、日本人としてはちょっと受け入れにくいですから。
台所を壊して入れ替えて、さらに壁を動かしたり新しく壁を作ったり。
どのくらいの費用がかかったのかは、皆様のご想像にお任せするのですが、当初の予算の2倍ほどかかってしまいました。
何にそんなにお金がかかったのかというと、台所はだいたい予測はついていたのですが、お風呂場の拡張とトイレの個室を作るのに壁を動かしたり壊したりしたことと、台所の大きな調理器具ですね。
オーブンや食器洗い機、ガスレンジなど、ちょっと良いメーカーのものにしたら、まぁそれだけでびっくりするほどの値段になりました。
日本だとシステムキッチンというのでしょうか、オーブンなども埋め込み式で、数十年はそれを使うことになるので、できるだけ良いメーカーのものを買っておきました。
最終的な値段が出たときにはびっくりでしたが、出来上がりを見て使ってみると、それだけの値段をかけたことにも納得です。
こちらのスタイルは、基本的には照明・電気器具・キャビネット・シャワー・風呂釜、お風呂場や台所の蛇口やタイルに至るまで、すべて自分たちで選んで、大工さんに入れてもらいます。
タイル屋さんやお風呂や台所の水回りのお店、電化製品のお店、キャビネットを作ってくれるお店など、それこそ数十軒と回って、そこから好きなものを選ぶわけです。
その労力といったら、毎週末、朝から晩までお店回りをして、何週もかけてやっとデザインが決まります。
人生の中で、家を改築する、もしくは新築するなんていうことは、まぁ1度あるかないかぐらいでしょうが、本当に時間も手間暇もかかるものです。
家を買うときは、できている・触らなくて良い物件が一番だとは思いますが、改築をしてから思いますが、そういう大変なことをやってみるのも良いものだとは思います。
今回の改築で、実はとても面白いものを見つけました。
日本でこういうものを使われているお風呂はあるんでしょうか?
デザイナーズ”タイル”とでもいうのでしょうか、普通のお店では売られていないような特別なデザインのタイルを、今回の改築では取り入れてみました。
お風呂の壁の一部と、台所の英語ではスプラッシュバックというのですが、台所の壁の部分ですね。
今回使わせていただいたタイル屋さんのホームページです。
アーバンエッジ
http://www.urbanedgeceramics.com.au/
きっと面白いと思いますので、ちょっと覗いてサンプルを見ていただくと良いかもしれません。
あまり日本ではみかけないものですが、こういった特別なタイルを取り入れて、お風呂や台所をきれいに彩るというのが流行っています。
もし近いうちに改築しようという方がいらっしゃれば、こういうタイルを取り入れていただくのも面白いと思います。ありきたりのタイルとは違って、これを入れるだけでとてもお洒落に見えますよ。
値段は結構しますが、一生ものというわけではないですが、まぁ数十年そのままだと考えると、気に入ったお風呂・台所があるというのは気持ちが良いもので、毎日みる景色・自分と家族への投資ですね。
上でご紹介したお店から、日本へ送るとなるととんでもない金額になってしまうと思いますので、もしご興味がございましたら、まず日本のお店を探してみてください。
タイル自体はイタリア製のようなので、日本でももしかしたら、同じタイルを輸入しているところがあるかもしれません。