先日、自転車にまた乗り始めましたということを書いたのですが、いつも乗るコースで、何か変な場所だなと思っていたところがありました。
だいたい40分ほど自転車に乗るのですが、折り返し地点に近い、ざーっと下る長い坂道の途中。
道の脇のフェンスに、高さ2メートルほどの黒い目隠しのようなものがフェンス一面に貼ってあって、景色がまったく見えないところがあります。
しかもいつも何か「獣の臭い」がする・・・
獣というよりも、何かの糞の臭い。
風向きや天気によって、かなり強烈に匂うときがあるのです。
なぜかおかしい、そして怪しい。
この黒い幕の裏には何があるのだろう?
最近ちょっと自転車に乗り込んできたこともあって、余力もできてきたので、その正体を突き止めるために脇道にそれてみました。
そこで見つけたのがこれです。
看板には「Weed Control」。
そう、日本でも導入されていて、時々ニュースになっていたことがありました。
ヤギを放すことでの雑草管理。
いつも走っている遊歩道のすぐ脇に、こんなヤギさんがたくさんいたなんて。
ちょっとびっくりしました。
この場所は、遊歩道自体は軽い坂道なのですが、写真をご覧いただくとおわかりいただきやすいでしょうか。
その脇は、ちょっとした急な崖のようになっていました。
きっと雑草を管理することが難しい場所なんでしょうね。
そこでヤギさんの出番になったということのようです。
ただあたりをよく見てみると、高さが1メートル、2メートルにもなろうかという雑草がポツリポツリと。
どうやらすべての雑草を食べてくれるわけではなくて、食べないものはそのまま育ってしまうようでした。
この日はかなり暑かったこともあって、脇道からすぐの場所にある木陰で、ヤギさんは休憩中。
野生のヤギというわけではもちろんないはずですが、彼らの雰囲気に圧倒され、離れた場所で観察させてもらいました。
ちなみに写真の上に見える、黒い幕の向こう側が遊歩道です。