12月が近づくと、メルボルンの街中は一気に慌ただしくなっていきます。
ただそれは、日本のクリスマスのような感じではなく、これから訪れる「夏」を感じさせる慌ただしさ。
もちろんクリスマスということもありますが、メルボルンは初夏から秋にかけて、各地でイベントが盛りだくさん。
クリスマスの訪れは、そのお祭りシーズンがスタートを知らせる、号砲のような感じです。
冬は寒くてイベントも少ないのですが、このクリスマスを皮切りに、みんなが待ち焦がれていたように。
まるで堰を切ったように、いろいろな催しが目白押し。
メルボルンがとても活動的に見える季節です。
これから冬が訪れる日本とは違って、メルボルンはこれから真夏へ。
街中の木々にも緑が生い茂り、空は抜けるように青い。
この空の青さは、きっと日本では感じられないものでしょう。
メルボルンのクリスマス名物・マイヤーのショーウィンドウ
そしてこれは、メルボルンの主要道路バークストリートにある、マイヤーという百貨店の毎年恒例のイベント。
通りに面した百貨店のショーウィンドウに、その年ごとに違う物語りのからくり人形を飾り付ける。
それこそ10年ほど前だったでしょうか、もう今年で終わるかもという噂もありましたが、メルボルンの人口がうなぎのぼりに増えているせいか、このショーウィンドウを見る人も、毎年どんどん増えているように思います。
もうすぐ学校が「夏休み」に入るのですが、そうなるとこのショーウィンドウを見るのに1時間待ち。
何もない今、学校のある平日なら、だれも並んでいないのですが、夏休みに入ると、「鑑賞」することにプレミアがつきます。
これは2017年のクリスマス、今年のショーウィンドウです。
メルボルンに滞在されて懐かしい方は、写真で懐かしんでいただければ。
住んでいる方は、ネタバレになってしまうので、見ない方がいいかも。
マイヤーのショーウィンドウの情報
百貨店MyerのBurke Street側の出口にあるショーウィンドウ
Swanston StreetとElizabeth Streetの間です。
開催期間:例年11月中頃~年明けの1月3日・4日頃まで
補足情報
週末と学校がスクールホリデー(夏休み)でお休みになる期間中は、ショーウィンドウを見るために行列ができるほどです。
特にクリスマスに近くなるにつれ、30分・1時間待ちの行列になることがあります。