アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

芸術それとも落書き? -メルボルンのウォールアート-

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メルボルンの市内を訪れると、ところどころに見られる、壁に書かれた大きな大きな「落書き」。

落書きと言ってしまうほうが良いのか、それとも「芸術」アートとして考えるべきものなのか。

 

いつ頃からあるのかというと、私が初めてオーストラリアに来た頃、2000年頃には間違いなくありました。

ただその頃は、アートとして見られていたのではなくて、まだ「落書き」の延長線上で見られていたのか、隠れて書かれていたように記憶しています。

 

それが最近では、書かれる絵も大規模にそしてプロ化して、今やそれを見て回るツアーや、回るルートまで公開されているほどです。

 

Youtubeの動画での紹介

 

youtu.be

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■ ストリートアートを巡るツアー

melbournestreettours.com

■ ストリートアートの地図

https://walkingmaps.com.au/walk/106

 

 

今や「メルボルン」らしいと呼ばれる、そんな風景を生み出すに至ったストリートアート。

メルボルンの文化の1つになったもの。

確かに、ここまでのものであれば、「アート」と呼ばれる価値を持っていると言えるものだと思います。

 

観光でメルボルンに立ち寄られた際に、もし雨が降っていたら。

こんなストリートアートを見て歩いていただくのも、なかなか面白いのではないかと思います。

 

 

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「落書き」が「アート」と認められて、一般の方の支持を得るというのは大変なものだと思います。

でも、中には歓迎されないものも多くあります。

それは「落書き」という烙印を押されてしまったもの・そして認められていないもの。

 

以下の写真は、メルボルンから私の住んでいるエリアに向かって伸びる電車の窓の中から見えるもの。

本当に一部だけしか撮っていないのですが、路線に沿って、至るところに落書きが。

 

こうなってしまうと、「文化」の域から、急に迷惑なものに変わってしまいます。

そのものの魅力と、そして人々の見方で、アートにもなり落書きにもなる。

自分の家に書かれたものでなければ、面白いなと思って見ていられますが・・・

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落書きを消すのではなくて、その上からペンキを塗って隠してしまう。

写真をよく見ていただくと、同じような茶系のペンキが、下に塗られているのがわかると思います。

でも結局、またその上から描かれてしまうんですよね。

 

こんなところにも、というところにたくさん見られるようになりました。

どこにでも描いて良いというような風潮になってしまうと、これはこれで困りものです。

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