アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

中華料理店でお会計の時にびっくりする理由は

オーストラリアで中華料理店に行って、びっくりするような料金になったことがありませんか?

そこには、こんなカラクリがあるのです。

びっくりするような料金になるのは、ほとんどが生きている魚介類を注文した時。

 

お店に水槽があって、そこには魚やエビ・カニやらアワビやら。

美味しそうな生きている魚介類がおいてあるのは、中華料理を出すレストランでも、そこそこの格があることの証。

そしてそのメニューに、鮮魚やカニやエビが「キロ当たり」いくらと書いてあるはずです。

 

実はこの値段が落とし穴。

オーストラリアでは重さを測る時の単位は、日本と同じように「グラム」。

それなら中華料理店で表示されている魚介類の値段も「1キロ」当たりの値段だと思いがちですが、実はこれが「1ポンド」当たりの値段なのです。

そう、「キロ当たり」の値段ではなかったのです。

 

例えば50ドルと表示があるものがあるとすると、キロ当たりで考えると、そのまま1キロ50ドルとなるわけですが、1ポンドをグラムに直すと450グラムほど。

すると1キロの魚介を注文すると、2ポンドで1キロほどになるので、50ドル×2となり、料金は100ドルということになるわけです。

 

単品が50ドルで5000円くらいの料理かなと思っていると、その倍の1万円ほどになっていてびっくりということが起こります。

 

オーストラリアの中華料理店で、生きている魚介類を注文するときは、値段表示が1ポンド当たりになっているので要注意。

キロに直すと、倍の値段になるので、お会計の際にびっくりするような金額になってしまうことがある、というわけです。

 

 

昨日、知り合いといつも行く中華料理店に晩御飯を食べに行って、昔そんなこともあったなと思いだした次第です。

かなり昔のことになりますが、それこそオーストラリアに来たくらいの頃のお話し。

そこそこお金に余裕もあって、中華料理でも食べようよということになって、レストランに行くと、水槽で泳いでいるエビやカニなんかが、「お手頃価格」に見えました。

 

それじゃあ今回は、ちょっと奮発してこのカニを食べようということになって、美味しかったねと渡された請求書を見てびっくり。

思っていた金額の倍くらいの値段。

事前にわかっていたら、心構えができていたのに(笑)

 

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昨日行ってきたお店はここ。

https://www.zomato.com/melbourne/mei-jing-chinese-restaurant-wantirna

あまり好きではないのですが、一緒に行く知り合いがいつも行っているお店ということで、彼らと行くときは、いつも決まってこのお店です。
 

取り立てて美味しくはないものの、そこそこの味。

ここメルボルンの中では、ごく普通という位置づけの中華料理という感じです。

お店は中級クラス、味は中の下というところ。

お勧めはしませんが、それほど悪くないなという感じです。

 

本音を言うと、あまりサービスが良いわけでもないし、美味しいというわけでもないので、このお店でなくても良いとは思うのですが、中国人の友達は、どうも行きつけのお店があると、いつも同じお店に行く傾向が高いように思います。