アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

天然芝の庭

前回のブログの更新から、しばらく空いてしまいました。

お店のホームページの作り変えや、このブログ自体も少し変えたので、かなり手間取りました。

まだまだやることだらけですが、少しづつ、まぁ大阪弁でいう「ぼちぼち」という感じで進めていきたいと思います。


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今日の写真は、庭に張った芝生の写真です。

見事に生えそろったものでしょう???

以前、庭に芝生の種を撒いたところはご紹介したのですが、その後どうなったのか。



・・・・実は、撒いた種は夏に全部枯れてしまいました。。。

恐るべしメルボルンの超乾燥の夏。

春先から夏にかけて、メルボルンは本当に雨が降りません。

予想はしていたのですが、夏前には地面もカチカチに乾燥してコンクリートのようになって、芝生はもちろん全滅でした。

乾燥を防ぐという寒天のようなものが原料だと思うのですが、そういったものを撒いたりもしたのですが、まさに焼石に水。

さすがに雨も降らずカチカチのカサカサ状態で、30度・40度という日が続けば、細い芝生はひとたまりもありませんでした。



それなのにどうして庭の芝生が青々としているのか?

それはすでに育成された天然芝のシートというのか、天然芝が切り売りされているのを買って、庭に敷き詰めたからなんですよ。

今回は念には念を入れて、庭の土も掘り返して腐葉土を入れ、保水性もかなり高くしておいたつもりです。

今までは歩くとカチカチだった土も、そのおかげで少し弾力性のある土になりました。



芝生の部分で、だいたい150㎡分くらい。

芝生を張ること自体は、だいたい2日ほどで済んだのですが、土に腐葉土を混ぜ込むのが大変でした。。。

コツは土を良くしておくことはもちろんですが、芝が届いたら、すぐに水を掛けてあげること。

持ち運びは重たくなるのですが、説明書にあるように、芝を張ってから水を撒いたのではちょっと元気がありません。

水をかけてビニールシートを上に敷いて直射日光を避けてあげれば、翌日のほうが元気ですので、届いた翌日に芝を張るのもお勧めです。



写真は張ってから2週間後のものですが、結果はこの通り。

とはいっても、芝を張ったのは夏の終わりで、本格的な夏を超えるのは1年後の話し。

果たしてメルボルンの夏を乗り越えることができるのか?

これはまたそのうちブログでご報告したいと思います。



今回私の家で採用したのは、バッファローという芝の種類の「サーウォルター」という銘柄の芝。

オーストラリアでは一番人気の種類だそうです。

ただ芝とはいっても、耐乾性の優れたものだからということだと思いますが、柔らかくて細い芝ではなくて、かなり葉の広い肉厚なものです。

詳しくはこちらを見ていただくと良いでしょうか。

http://www.sirwalter.com.au

 

メルボルンの東部で同じ芝を買われるのなら、こちらのお店がお勧めです。

http://lilydaleinstantlawn.com.au/






それにしても天然芝の庭。やっぱり良いですよ。

もし庭に空いているところがあったら、芝生を張るのもお勧めです。

日本にも育成された芝が売られていると思うのですが、これだと、すでに芝がびっしりと詰まった状態なので、雑草なども生えにくくはなっています。

「生えにくく」ということは、生えてきますが・・・大量に一気には生えませんので、管理は楽になると思います。多分(笑)