ついに新居の引き渡しがありました。
これでオーストラリアに来て2つ目の家の購入です。
引き渡し当日は、2回目でもやっぱりドキドキします。ローンもちゃんと手筈を整えて、不動産屋さんも準備OK、こちらの法律関係の方も準備している・・・それでもどこか手違いがないかと受け渡し時間まではドキドキです。
引き渡し当日、午前11時の約束の時間。
20分ほど過ぎて法律関係の方からお金もちゃんと支払われ、無事に法律的なことやお金の面の手続きが終わったことの報告がありました。
不動産屋さんの用意が済んでいれば、不動産屋に行って鍵を受け取れば受け渡し完了とのことでした。
あんまり急いで行っても仕方がないので、お昼ご飯を食べて腹ごしらえ。
結構サービスや対応の良い不動産屋さんだったので、鍵の受け取りの時に何かしてくれるのかな?と思って不動産屋さんに行ってみると、窓口で名前を言うと「おめでとう!」とすっと鍵をくれました。
なんかプレゼントとか写真とか、担当の方が来て。。。なんて考えていましたが、あっけなく鍵を渡されてちょっと気が抜けました。
今回お世話になった不動産屋さん
それはさておき、新居とは言っても中古の家なので新居には程遠いのですが、家の鍵をもらって家の中に入ってみました。
やっぱり広い。古いけどさすがに200坪。今まで住んでいた家とは比べものにならないぐらい、廊下にもゆったりとした余裕を感じます。
今までは砦の主という感じでしたが、これでやっと晴れて一国一城の主になったという感じがします。
なんてったってこの家の周りではたった1軒の2階建ての家ですから。見晴らしもかなり良いです(笑)
古い家なので直すところはたくさんありますが、こちらで扱うアンティーク時計のようなもので、直し甲斐があるというもの。
思っていたよりも状態も良かったのと、今まで住んでいた方がほとんど手を掛けていなかったこともあって、変に隠されていることもなくて見たまま。これは修理が終わった後はとんでもなく良い家になるのではないか?と今から楽しみにしています。いわゆる掘り出し物というやつですね。
隣りに住んでいるおじいさんの話では、この家はこの通りでも1番古い家だそう。
ちなみに最初にこの家に住んでいたのは当時の市長さん。実はこのおじいさんから、家を買う前の下見の段階でこの話を聞いていたのでした。
家には何かが宿っているなんて言いますから、その政治家さんの力が子供にでも伝わらないかと、そんなパワーが家族に流れてこないものかと思ったのも、この家を選んだちょっとした1つの理由です。(こんなつまらない理由で選んだのか?と怒られてしまいますので決して家内には言えませんが・・・)
ついに念願だった大きな家も手に入ったことなので、「劇的ビフォーアフター」の音楽でも口ずさみながら、この家を直してびっくりするほど良い家に替えていきたいと思います。
この家の修理と改修が終わった時、その姿を思い浮かべるだけで楽しくなります。