きっと日本でもちょっとしたニュースになっていると思うので、おそらくご存知の方も多いはず。
オーストラリアの北東部・わかりやすい場所でいうとゴールドコーストやケアンズのある方向ですね。
そのエリアで大洪水が起こっています。
洪水のエリアがフランスとドイツの国土を合わせた以上というのですから、オーストラリアがどれだけ広いのか?というのはそれだけでわかっていただけるというものですが・・・
それだけのエリアが水に浸かっている状態です。
この辺りは1年を通して温暖なエリアなので、果物や野菜などの本当に一大生産地。その辺りが大きなダメージを受けているので、今年の青果の値段はどうやらかなり上りそうな予想です。
なんといってもちょうど夏ですしね。野菜や果物などは本当に収穫時だったのではないかと思います。
しかも炭鉱などもあるエリアで、オーストラリアは上からがっつりと穴を大きく空けて全体を掘り落としていくやり方なので、その穴にも水が入ってしまってまったく仕事ができないそうです。
こういうことでこの大洪水の影響で、全世界の穀物価格・鉱物の価格も上ってしまうだろうという話です。
亡くなった方の数が少ないのはまだ助かりますが、水が引くにはまだ10日ほどかかるそうです。
ここ数年、クイーンズランドは毎年のように洪水が起こっていたのですが、ここまでひどくなると洪水は毎年起こるものと考えないといけないのかもしれませんね・・・
数年前にメルボルンで大火災があったときは、そのときは自分の州のこと。また死傷者も非常に多かったので、テレビやラジオも連日のように報道していましたが、今回はここメルボルンからだと少し他国のような印象で、ニュースもちょっとあっさりした感じです。
メルボルンの大火災のときは被害に対してすぐに募金活動が始まったように記憶しているのですが、今回はまだクイーンズランド州政府段階での募集のようです。
とりあえずは小額ながらさっそく寄付をさせていただきました。
とにかく早く復旧してくれることを祈るだけです。