アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

芝刈り機のある生活

以前からずっと広い庭を芝刈り機で、という生活を夢見ていましたが、昨年の暮れに大きな庭付きの家を購入したことから、ついにそれが実現しました。

200坪・約700㎡の家となるとさすがに日本だと難しかった、オーストラリアに住んでいて良かったと思うことです。

まだまだ庭の手入れやら家の中の補修やらたくさんすることはあるのですが、春先ということで庭の芝生も雑草もグングン伸び始めましたので、ついに念願だった芝刈り機を購入しました。

お店の人に勧められたのと、自分の中で思っていたものということで、アメリカ製の芝刈り機を購入。

日本のホンダ製も良かったのですが、初めての芝刈り機ということもありますし、値段が2倍ともなるとさすがにアメリカ製を選んでしまいました。

購入した「マシン」は190ccのエンジンを積んだもの。一番小型で158ccのようだったので、その次のサイズのエンジンということでしょうね。


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近くの「最安値保証」のホームセンターではなくて、ちょっと高いのですがメンテナンスもしてくれる芝刈り機専門店で購入。

お店で説明を聞くと、レバーを下げて紐をひっぱるだけという簡単な使い方。

あこがれの「マシン」を持って帰ってさっそく庭の芝刈りスタート。ドッドッド・・・ドルルル・・・という音とともに一気に草が無くなっていきます。

裏庭が終わって一旦エンジンを切って、次はさあ表の庭を始めようと思ってエンジンスタート・・・でしたが、プスンプスン・・・という音で何度紐を引っ張ってもエンジンがかかりません。。。

購入したお店に電話をして色々と試してみるも動かず。。。

するとお店の方が、持ってきてくれればすぐに交換しますよということ。

車でお店の前に到着すると、私の車を覚えていてくれたらしく、すぐに替えの機械を持ってきてくれました。

「何かサインとかしなくていいの?」というと、要らないよというなんともオーストラリアらしい適当さ。

きっと返品ということでメーカー引き取りになるんでしょうね。



さて、次に持って帰ってきた2代目はというと、それ以来ずっと調子よく働いてくれています。

少し大き目のエンジンの芝刈り機ということだけあって、草を刈るパワーも十分。さーっと流すだけでばっさばっさと切ってくれます。

芝刈り機のある生活。芝を刈るのはなかなか面倒なものですが、芝を刈ったあとの緑の香り、きれいに切り揃った芝を見るのはなんとも気持ちの良いものです。

日本に住んでいるとこんな生活はなかったんだろうなと思うと、オーストラリアに住まわせてもらっていることに感謝です。




あまり芝刈り機を買う機会というのは無いでしょうが、もし買う方がいらっしゃったら少しだけアドバイスを。

私は一番小さなエンジンはちょっとと思って、一つ上のサイズにしたのですが、190ccのエンジンだとかなり重たいです。

芝を刈るときに方向転換したりするのも結構重たくて、刈り取った芝を受ける容器がいっぱいにでもなろうものなら、女性では押せないほどの重たさ。

大きなエンジンのほうが長持ちするらしいですが、158ccクラスのエンジンのほうが手軽で使いやすいと思います。

私のところは4枚刃というところにも惹かれてこの芝刈り機を選んだわけですが、野山のように草が生い茂っているわけでなければ、2枚刃でも十分です。ヒゲ剃りではないですし、そんなに機能に違いがあるわけではなく、女性でも手軽に使えるとなると、158ccの2枚刃がお勧めでしょうか。



しかし芝生が伸びるのが早いこと。

まだ前回芝生を刈ってから2週間ほどしか経っていないのですが、そろそろまた刈ったほうが良い時期かもしれません。

まぁこういう手間も広い庭があってのもの。楽しみながら続けていきたいと思います。