アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

私事ながら

あっという間にクリスマスがきてしまいました。

毎年思いますが、ここに住んでいるとこの時期は夏なので、あんまりというよりも、ほとんどクリスマスらしさを感じません。

もちろんショッピングセンターにやってくるサンタクロースは、真夏なのに日本と同じくあの重装備。どれだけ暑いんだろうかと、サンタクロースに扮しているおじいさんが心配になってしまいます。


それはさておき、私事ながら、以前から考えていたことなのですが、少し大きめの家を買うことになりました。

というか買ってしまいました。

今住んでいるところが手狭になってきたことや、ちょうどオーストラリアの住宅市場が下がり始めてきて、特に大きな物件ほど値下がりが大きかったので、今が買い換え時だと判断したわけです。

まぁこれでやっと一国一城の主になったという感じでしょうか、今の家は小さいのでまぁ砦の主という感じでしたので・・・

家の大きさはオーストラリアでも標準的なところの大きめのサイズ。200坪より少し大きなぐらいですので、日本なら豪邸というところですね。


オーストラリアでは、以前は200坪700平方メートルぐらいの土地が標準だったようですが、今はどこも人口が増えて住宅不足に加えて価格も高騰してしまったため、比較的大きめの物件でも600平方メートル、新しい家の場合だとかなりの割合で700平方メートルクラスの土地を分割して、そこに2軒建てる形が一般的になってきましたので、200~350平方メートルクラスが非常に多くなっています。

オーストラリアという国自体はとっても大きいので、家もどれだけ大きいんだろうと思われることもありますが、最近の主流は200~350平方メートル、60坪から100坪程度なので、正直なところで日本の家と変わらなくなってきています。

オーストラリアも最近でこそ2階建てが増えてきましたが、まだまだ平屋が多いので、同じ面積の家でも、ほとんどが2階建ての日本と比べると、床面積でいけば間違いなく日本の家のほうが大きいはずですね。

床がちょっと傾いていたり、基礎がしっかりしていないのか、レンガだからなのか、新築であってもまず壁などにひび割れは出ますしね・・・品質面で比べると日本のほうがよっぽど良いです。デザインも仕上げも素晴らしいですしね。


ここメルボルンの標準的な高くもなく安くも無いというエリアで、70坪の寝室が3つ・築15~20年で、だいたい45万ドル、3600万円ぐらいでしょうか。

東京がシドニーだとするとメルボルンが大阪、築年数が古くてもほとんど安くならないので、同じ状態の物件なら日本のほうが安いかもしれないですね。。。



ということで、私事ながら来年3月くらいまで、手続きや引っ越しなどで少し忙しくなる予定です。

もちろん仕事には支障が出ないようにしますので、そこはご安心ください。

ただ毎年恒例の年賀状ですが、今年も昨年同様手書き風に仕上げたかったのですが、12月の家の購入で手続きなどがあったので、時間が無くて今年はちょっと手抜きになってしまいました。

お正月に届くように手配はしたのですが、年賀状はちょっとごめんなさいという物になってしまっているかもしれません。今年はこういう理由?言い訳?がありますので、年賀状を受け取られた方は「なるほど、時間が無かったんだな」と思っていただけるとありがたいです。


それでは皆様、良いクリスマスをお過ごしください。