アンティーク時計店主のつぶやき

オーストラリアにある高級アンティーク時計専門店メルシーウォッチの店主が綴る、何気ない日常の生活や仕事にまつわるお話しです。

まるで映画にでてくるような金庫

商品の品揃えや高額商品が増えてきましたので、今年から厳重な警備のある特別な金庫と契約をしています。

実は昨日、オーナーに次ぐ責任者ということで金庫への入室許可の登録をしてきたのですが、聞いてはいたのですが、まるで映画に出てくるような金庫でした。

 

<利用している金庫サービスはこちら>

Gardian Vaults

http://www.guardianvaults.com.au/




建物自体も見るからに頑丈なのですが、入室する前にID確認・掌紋認証があって、さらに鍵のチェック・パスワードがあって、やっと金庫のある階に移動するわけですが、この間も警備員同行です。

金庫の前に行くと、それはそれはとっても立派で頑丈な扉が目の前に。

頑丈というよりも何でしょう、映画に出てくる地下シェルターや潜水艦の扉のように、これどうやったら壊せるの?というほどの厚みのある扉で、ここまで見たら「ここはまぁ大丈夫だろう」と思ってしまいました。

さらに自分の金庫の扉も、警備員と私の持つ鍵の2つが合わないと開きません。

しかも扉には取っ手が無いので無理矢理に扉をひっぱって壊して開けることもできません。

鍵を入れてそれで開けるしかないんですね。本当に良く考えられているものです。

詳しい場所については言えないのですが、ロンドンのロイズが保証している点や近くにも警察もありますし、これなら本当に安心して預けられそうです。

 

それにしても、金庫から帰る際にすれ違った女性の本当にすごかったこと。

見た目や身に着けているものは関係無しに、その立ち姿から凛としたオーラが出ているようでした。

やっぱりこういったところを利用する人は違うなと感じましたね。

この金庫の横でアンティークのお店を開いたら流行りそうな気がしますが、場所柄お店のスペースが無いので無理なんでしょうね。

それにしても良い金庫?というのもおかしな表現ですが、とてもしっかりしていて良かったです。

これからは私も出入りできますので、高額商品などの対応も以前よりは早くできるようになります。